
股関節の痛みは股関節自体に問題がある場合とそうでない場合があります。
股関節自体に問題がある場合というのは変形性股関節症などです。
変形性股関節症の主訴は歩き始めや立ち上がりの際の初動時痛が特徴です。
そもそもなぜ股関節は変形するのでしょうか?
股関節は内旋(股関節をまげて膝を内に入れる)をするとかなり負担がかかってしまいます。
しゃがみが多かったり、床で横座りをしてしまう、体重増加なども負担が増える要因です。
しばらく我慢していると痛かった方をかばってたせいで反対側も股関節が変形してきます。
実は骨盤が歪んでいるのも股関節の負担をかける原因となります。
なぜなら股関節の受け皿側は骨盤が構成しているからです。
骨盤が捻じれることで股関節も捻じれたことになってしまい負担が増え変形する要因になってしまいます。
もちろん骨盤の捻じれだけでなく上半身の位置によっても股関節の負担は変わってきます。
つまり姿勢一つで股関節の負担を変えられるのです。
残念ながら変形してしまった股関節をもとの形に戻すのには手術で人工関節を入れなければなりません。
そうなる前に姿勢を気を付けることが重要です。
股関節自体に問題がない場合の股関節の痛みは、大概姿勢で良くなります。特に40代くらいで痛いのならまだ変形はしてないことが多いので股関節触らずに良くなることが多いです。
できるだけ各関節に正しく負荷が分散されるような骨組みになることが重要になってきます。
普段の姿勢を気を付けて生活してみてください。

コメント