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関節をボキボキならしていいの?

骨を動かすとボキっとなることがあります。

関節は関節液で満たされており、関節が動くことで関節内が陰圧になり気泡ができてこれが割れた際に発生するものと考えられています。

その気泡が割れるとその刺激から脳内にエンドルフィンが出てきます。

エンドルフィンは鎮痛作用があるため関節を鳴らした後に気持ちよく感じるのがそれです。

しかしカイロプラクティックでは音を鳴らすためでなく骨を正しい位置に戻すために矯正を加えます。

つまり正しい方向に骨を動かせているのであれば音が鳴らなくても良いのです。

むしろ音を鳴らすために無理な方向に関節を動かす方が危険です。

炎症を引き起こしたり、長期的に見たら変形を引き起こす原因になります。

ただ、正しい位置に骨を戻すと動きが良くなるので、ボキっと音が鳴りやすくなります。

治療を受けた後はむやみに自分で鳴らそうとしない方が治療効果を最大限にしてくれます。

音が鳴るから良くなるわけではなく、正しい位置に戻ることで良くなるということです。

肩こりや腰痛の人たちは結構自分で音を鳴らす人が多いように思います。

音を鳴らしても治ることはありません。

結論。音はわざわざ鳴らす必要はありません!

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