背骨は横から見た時、まっすぐになっていません。
腰は反っていて、背中は丸くて、首は反っています。S字カーブになっています。
この形になったのは理由があります。
まずおなかの中にいる赤ちゃんの時は背骨は全て丸い状態です。
そして胸椎(背中当たりの背骨)には肋骨と連結しています。これは大事な心臓や肺を守るためです。
生まれて首が座るあたりで首のカーブ(反り)が形成されます。
立ち上がるタイミングで腰のカーブ(反り)が形成されます。
これは赤ん坊の時の体重は頭がかなりの比重を占めています。
つまり重い物が上にあるので、2足で立つにはバランスを取らなければならなかったのです。
こうしてできたS字カーブは頭の重さを背骨で受け止め、かつ負担のかからないような形になっているのです。
現代ではパソコンなどの座り仕事が長いせいでこのS字カーブが乱れてしまい、頭の重さを背骨で受け止められなくなってしまっています。
このせいで様々な痛みや、張りが出てきます。
進化の過程にあらがうのですから当たり前です。
カイロプラクティックで背骨のケアをしていきましょう!
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