肩が痛くて、、五十肩かな?
こんなことを良く患者さんから聞きます。今回は肩の痛みの見分け方を記載していきます。
五十肩は何かしらの原因で肩関節の軟部組織が固まってしまい痛みが出る状態です。
しかし似たような肩の痛みで肩の腱を痛めてしまっている腱板炎というのもあります。
この二つは処置の仕方が全くの逆になります。
五十肩は運動療法が必要となり、肩の腱を痛めている場合は安静が必要になります。
知らず知らずのうちに肩の痛みを悪化させてしまっている方も多いです。
この二つを見分けるポイントは
〇自分で肩を上げるとき
〇自分の力を使わないで肩を上げる時
この二つのタイミングで痛い、痛くないかで見分けます。
パターン1
〇自分で肩を上げるとき→ 痛い
〇自分の力を使わないで肩を上げる時→痛くない
これは肩の腱を痛めてる可能性が高いです。
パターン2
〇自分で肩を上げるとき→痛い
〇自分の力を使わないで肩を上げる時→痛い
これは五十肩の可能性が高いです。
パターン3
何もしてなくても痛い場合
他に原因がある
もちろん例外などはたくさんありますが、早めに対応するのが一番です。
そもそも肩を痛めたのは肩だけが原因でない可能性もあります。早めに治療を受けることをお勧めします。
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