背骨はなぜ曲がる？

色々な方の背骨のレントゲンを見ていると大半の方はまっすぐではありません。

ではなぜ背骨は曲がっていくのでしょうか？

以前もお話ししたように、背骨は腰は反っていて、背中は丸くて、首は少し反ったゆるいS字カーブの形をしております。

特に腰の骨は関節がかみ合っているような形になっており、通常の腰のカーブがあれば横に曲がったりひねったりする余地はありません。

では、なぜ腰は横に曲がるのか？

それはだらっと座って丸くなると、背骨が後ろに飛び出る方向に力がかかり、赤丸の部分の腰の関節にゆるみが出てしまうため、曲がったりねじれたりすることができるようになってしまいます。

背中の背骨は腰と比べて関節の形が上下重なっているだけになっています。

背中の背骨には肋骨がくっついているのでそう簡単には動きません。

しかし関節の形状的にはずれやすいため。腰と首の背骨の帳尻合わせをするカーブを呈すことが多いです。

そして、首の背骨はかみ合っている形でもなく肋骨とも連結しているわけでもないので凄くずれやすいです。

下を向けばすぐに関節の隙間が広がりずれることも容易に出来てしまいます。

写真屋さんで頭の位置直されたりされませんか？

人はなるべく頭を傾けないように三半規管が働きます。視界が斜めになると結構なストレスがかかるからです。

それでも斜めになっているのは、首だけの問題でない可能性が高いです。

頭が地面と平行でもその間にある背骨が帳尻合わせをしていることがほとんどです。

人間なんでもバランスを取って生きています。バランスが耐え切れなくなったりした際に、不調として現れるのです。

バランスが耐え切れなくなる前に対処しましょう！

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