五十肩は肩関節周囲炎の俗称です。肩関節周囲炎は何らかの原因で肩関節を構成している軟部組織が変性し硬くなり炎症を起こしていることを指します。原因は加齢だったりとまだはっきりと分かってはいません。
なぜ肩関節は変性を起こし硬くなるのでしょうか?元々肩関節は球関節でどこにでも動かせる可動域の大きな関節です。それが加齢とともに可動域が少なくなってきて、脳が「もうそこまで動かさなくていいよー」としてしまっているからです。ましてや頚部に神経圧迫が起こってしまうと肩関節自体の運動神経が鈍くなってしまって肩関節の可動域がどんどん出づらくなります。
そのため治療でも骨盤背骨の矯正を加えることが重要になってきます。神経圧迫を取り除く事で肩関節を動かす神経をスムーズにすることで、肩の可動域が改善します。ただもうすでに固まってしまったものは動かしていくことも必要になってきますが、そもそも背中が丸い人は肩を上まで上げられません。
柏遠藤カイロプラクティックでは肩関節の治療にも背骨骨盤の矯正は重要と考えております。